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デグー用の床材について徹底解説

こんにちは!で・ぐぅ〜!管理人です。12月も半分終わり、2017年も残すところあと15日になりましたね。今年もいろいろな事がありましたね。今年の漢字は、清宮幸太郎選手の北海道日本ハム入団というおめでたい意味の他に、北朝鮮のミサイル発射や九州北部豪雨などの残念な話題もあり、「北」に決定したそうです。

先日、Sarahah(注1)にこのような質問が来たので、今回記事にすることにしました。デグーの床材に関してはこのブログではあまり扱ったことがなかったので、自分の勉強がてら、デグーの床材としてどのような選択肢があるのかいろいろ調べて考えてみました。

(※注1:Sarahahとは、匿名の質問サービスで、Twitterでブーム中。私のSarahahアカウントはこちらからアクセスできるので、よかったら質問してください!同様のサービスに、Peing質問箱などがある。)

イージーホーム標準装備の金網(床メッシュ)は良くない?

床材の話を始める前に、イージーホームシリーズは標準で金網(床メッシュ)が装備されています。イージーホームシリーズで床材を使用するかどうか議論する際には、金網を使用するかどうか問われます。金網を使用することに関しては、よく言われるメリット、デメリットがあります。ちなみに、デグーの飼育書デグー完全飼育では、床材に関して、このように書かれています。

足の裏の保護や、排泄物の掃除をしやすくするためのケージの底に床材を敷きます。ケージ底の網は足を引っ掛けやすいので外し、床材を敷くのが一般的です。

デグー完全飼育より

実際にイージーホームを使っている人の中で、金網を使用している人はどのくらいの割合でいるのでしょうか?アンケートをTwitterで取っているので、よかったらアンケートにお答えいただけると嬉しく思います。(回答期限12月22日まで)

メリット:オシッコ・ウンチが下に落ちる

イージーホーム標準の金網を使用している事でのメリットは、オシッコやウンチが下の引き出しに落ちるので、比較的床を衛生的に保つことが出来る、という点です。

金網を使用しないで直接床材を使用していると、知らない間にオシッコが床材に染み込んだり、ウンチも床材の間に沢山溜まっていたり、なんてことがあり、掃除の手間もかかりますが、金網ならそんな心配にあまり悩まされることはありません。

排泄物の掃除も、イージーホームシリーズの床面は引き出しになっているので、取り出して洗うことができます。(一般的には引き出しにペットシートや床材を敷きます)

デメリット:デグーが足を引っ掛ける心配がある、足の負担になる

逆に、イージーホーム標準付属の金網を使用することのデメリットとして一般的に挙げられることといったら、「足の怪我につながる」「足の負担になる」ということです。金網をそのまま使用していると、足を踏み外して金網に足を引っ掛けたり、床上を歩き回ることで足裏が負担になって炎症などの原因になる、という意見もあります。

デグー完全飼育の著者も、金網は外して使用するように、と、金網の使用には否定的な意見を持っています。

個人的な意見:デグーは上下運動を好むため、あまり床を使わない?

金網をそのまま設置しておくべきか、それとも金網を外して床材を使用するべきか、という意見がありますが、私の個人的な意見としては、金網はそのまま設置していても良いのではないでしょうか・・・と思っています。

理由としては、デグーのそもそも床の金網にいることがほとんど無いからです。我が家はイージーホーム40ハイを使用しているのですが、ケージレイアウトは、100均のバーベキュー網を使用していて2階建て構造にしています。

昔は1階部分にパネルヒーターを置いていたため、1階には回し車とパネルヒーターがあり、1階で過ごすことが多かったですが、現在ではパネルヒーターも2階に移動し、1階は回し車と給水ボトルのみ設置しており、1階の金網を歩き回るようなことはほとんど無くなりました。

二階はチモシーの容器やパネルヒーターなどを設置しているため、バーベキュー網で作ってはいますが、その金網が露出している部分はほぼありません。

このような理由で、衛生的にも金網のほうが優れているため、我が家ではそのまま金網を使用しています。デグーと二人暮らしさんのブログでは、以下のように書かれています。やはりデグーが床を歩き回るようなことはあまりない、という点では意見が一致しています。

確かにデグーが、小さい時はヨチヨチしていて頼り無く、
金網に足を取られたりする場面も見る事があるので、生後半年位は、
金属のスノコの上に樹脂ネットを置いて、その上から牧草を敷き詰めるような
対応を私もします。

ですが、この対応が本当に常時必要かというと、実際にデグーを飼育していると
疑問に感じるのも確かです。

飼育していると解りますが、上のステージ部分に餌入れやら 、
必要な物を設置してしまうと、デグーが床の金網の部分に下りて、歩き回ると
いう事は、あまりしないからです。

デグーと二人暮らしさんより

また、床材でチモシーなどを使用する場合にはチモシーの尖った部分が皮膚を傷めてしまうことも懸念されます。

我が家のデグーも、チモシー容器、回し車、うさ暖、あるいはステージの上にいる時間が大半を占めており、床の金網の上にいる時間はほとんど無いように思います。

※金網を使用するか金網を外して床材を敷き詰めるかに関しては人によって見解が異なりますので、最終的にはご自身の判断で金網をつけるか外すかは決定してください。

樹脂マットを設置するのも一つの手段としてある

金網を外さないで、金網の上に床材を設置する方法もあります。その一つが、「樹脂マットを設置する」という手段です。イージーホームシリーズを発売している三晃商会からも、イージーホーム対応の樹脂マットが販売されています。

メリット:足の衝撃に優しい。

樹脂マットを使用することでのメリットは、何より「足に優しい」ということが挙げられます。金網の場合、足への接地面積が少ないため、設置する部分には負担がかかります。それを緩和するのが、樹脂マットの役割の一つです。樹脂マットは金網よりも足への接地面積が大きいため、足への負担を和らげることができるのです。特に、ジャンプして床に着地する機会が多かったり、床を多く歩き回るようなケージレイアウトにしている場合には、樹脂マットの使用は効果的といえるでしょう。

また、生まれたばかりのデグーや、子供のデグー、さらに高齢になったデグーには、樹脂マットを使用することは足への負担を減らすため、効果的です。

デメリット:オシッコやウンチなどで汚れやすい・足裏が皮膚病になる可能性がある

樹脂マットを使用することでのデメリットは、まず、接地面積が大きいため、オシッコやウンチといった排泄物がマットに残りやすく、金網よりも汚れやすい、という点があります。そのため、金網を使用している場合よりも頻繁に床の掃除をする必要があります。

床が汚い状態のままデグーが床を歩き回ることで、不衛生な排泄物を足で踏んで歩き回ることになるため、デグーの足裏が汚れたり、最悪、デグーが皮膚病になってしまう懸念もあります。デグーはトイレを覚えない動物でどこにでも排泄をするため、マットが汚れてしまうことは避けられません。

年を取ってトイレの場所が定まらなくなってきた我が家のネザーランド。プラマットの床材だと尿が足裏についてしまって、足の裏の毛が茶色くなってきました。このままだと皮膚病になるかもしれないから、足裏が汚れないように金網に変えてください、と獣医師から指示をうけ、利用中のケージに合う金網を探していました。

SANKO イージーホーム60用 ワイヤーメッシュスノコのレビューより

オススメ樹脂マット①:SANKO 休足マット

本体サイズ 377mm×260mm

ケージ用の樹脂マットとしての選択肢の一つ目としては、三晃商会から発売されている、SANKO 休足マットという製品があります。

こちらの製品は、幅は377mmとイージーホーム40ハイにぴったりですが、奥行きが260mmと、40ハイの大きさ、430mmには届かない製品なので、ウンチやオシッコを多くする回し車の下まではカバーすることがないので、比較的衛生的に保つことができる製品ではないか、と思います。

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オススメ樹脂マット②:SANKO イージーホーム80シリーズ用 樹脂休足フロアー

本体サイズ 375mm×425mm
内容量 2枚入り

二つ目の樹脂マットは、こちら「SANKO イージーホーム80シリーズ用 樹脂休足フロアー」です。この製品は、「イージーホーム80用」と書かれていますが、2枚組になっており、イージーホーム40ハイはイージーホーム80シリーズの幅のちょうど半分の大きさのため、40ハイにも使用することが出来ます。

この休足フロアーは、上の休足マットと比較すると、大きめのサイズになります。イージーホーム用ということもあり、イージーホーム40ハイに使用すると、床面ぴったりのサイズになります。

また、写真をみてもらうと分かる通り、休足マットと比較して穴の大きさが小さく、細かな穴間隔となっております。

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床材としての牧草の特徴・オススメな牧草

さて、金網を外さない事を前提に話してきましたが、金網を使用しない場合には、基本的に床材として牧草(チモシー)を利用することになります。床材として使用する牧草には、一般的なデグーの食事に普段与えている牧草を使用しても良いですが、床材専用のチモシーも販売されており、常食用の牧草と比較しても価格が安いことが特徴的です。

メリット:食用としても兼用できる

牧草を床材をして使う上でのメリットといったら、何と言っても、床材と食用の兼用をできる、という点です。ペットシートや金網、パルプなど、牧草以外のものだと食べることは出来ませんが、チモシーを床材に使用していることで食用としても兼用することができます。

デメリット:消臭効果がないor少ない・掃除が手間

床材としてチモシーを使用する上でのデメリットとしては、消臭効果がペットシートやウッドチップ等に比べて少ない、ということです。少ないどころか、チモシーのニオイが余計に部屋に充満してしまうことも考えられます。(ただし、このニオイに関しては、空気清浄機脱臭機を使用することで、解決することが出来ます。)

また、チモシーはペットシート等と比較して、バラバラと散らばりやすいため、また、粉塵が舞いやすいため、掃除が多少手間がかかるという点もデメリットとして挙げられます。

そして、ペットシートとくらべて回数当たりの価格がかかることも懸念点です。我が家ではペットシートを使用しているのですが、120枚入りのペットシートを購入すれば、およそ半年〜1年間は使用することができます。ただし、チモシーを使用する場合にはそうはいかないでしょう。

オススメ牧草①:アラタ フレッシュチモシー

チモシーを床材として選ぶとしたら、比較的価格の安いチモシーが選択肢に上がるでしょう。チモシーゴールドなどの高級チモシーを床材に使用する人はさすがにいないとは思いますが、それ以外のチモシーでも極力低価格帯のものを床材として選択するべきです。

我が家でよく使用している「アラタ フレッシュチモシー」もその低価格帯のチモシーの一つになります。このチモシーはホームセンターでも販売されており、1100グラムという大容量入って、500円ほどで購入できるため、非常にコスパが高い製品です。食用としても、アルファルファキューブが入っていたり、草も青々とした新鮮なものが多く含まれています。

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オススメ牧草②:牧草物語

次にご紹介するのは、こちら「牧草物語」です。こちらも私が以前ホームセンターで見つけ、購入したものになりますが、その時は食用として購入し、900グラムで398円程度と低価格が印象的でしたが、実際に自宅に持ち帰りパッケージをよく見てみると、この牧草物語は床材用の牧草とはっきりとパッケージに書かれてあるのを見つけました・・・。(※こちらでも牧草物語に関して詳しく書いています)

また、この牧草物語にはチモシー以外にもハーブが多少含まれているので、消臭効果も期待できるようです。

牧草の中でもかなり低価格帯なこちらの牧草物語も床材としてオススメの商品になります!

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オススメ牧草③:うさぎの座ぶとん


以前の記事でご紹介しましたが、デグー飼育セットBというセットの中に、この「うさぎの座ぶとんL」が含まれていますが、写真を見る限りイージーホーム40ハイにはこの商品がぴったり入るみたいです。

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この「うさぎの座ぶとん」であれば、牧草編み込みになっているため、普通のチモシーとくらべて牧草が散らばりにくいので取扱いがしやすいようです。

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床材としてのウッドチップの特徴・オススメな牧草

メリット:消臭効果がある、吸湿効果がある、トイレに流せる

床材としてウッドチップを使用するメリットは、やはり消臭効果がある、ということです。チモシーとくらべても水分を吸収しやすいので、オシッコのニオイが部屋に広がることを防いでくれる効果があります。また、ジェックスヒノキアなどの商品の場合、水に溶けるのでトイレに流すことができるのは非常に良いと思います。

デメリット:デグーが食べれない

ウッドチップ、や紙製のマットを使用する上でのデメリットといったら、牧草・チモシーと異なり、デグーが口にすることが出来ない、ということでしょうか。こういった床材の場合、デグーが誤って口にしないように、金網の下の引き出し部分に敷いておくことが必要になります。

オススメウッドチップ①:ジェックス ヒノキア 消臭砂

ジェックスヒノキアの特徴といったら、なんといってもトイレに流せる、という点ですね。また、ヒノキ効果でいい香りがケージに広がり、デグーにもリラックス効果があるそうです。

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オススメウッドチップ②:ジェックス ごきげん快適マット

こちらは紙のマットになります。寝床の材料としても有効に活用できます。

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コスパ考えるとペットシートがやはり最強

我が家でも使用していますが、ペットシートがなんだかんだコスパ最強だとおもいます。また、ペットシートは散らばらないので、交換・掃除も非常に簡単にできます。

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