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テグー用回し車について徹底解説【サイレントホイール・メタルサイレント】

ざっくり言うと

デグー用の回し車を徹底比較!様々な大きさ、色、種類、メーカーのものを7種類揃えました

デグー用に使えそうな回し車を比較してみた

今回は、回し車に関するお話です!デグーが大好きな回し車ですが、皆さんの家庭ではどのような回し車を使用していますか?回し車っていろいろな種類があり、どの回し車を選ぶべきか、決めるのはなかなか難しいですよね。

今回は、デグー用に使えそうな、7種類の回し車についてご紹介いたします。様々なメーカーのものから、素材の違いや大きさの違いなど、回し車によって特徴が全く異なります。

今回の記事を読んで、ぜひみなさんのデグーに最適な回し車を見つけてみてください!

①:SANKO メタルサイレント25

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我が家でも使用している回し車です。壁面に引っ掛けて使用することができる

この「メタルサイレント25」は、我が家でも愛用している回し車です。この回し車の特徴は、下の写真のように、壁に引っ掛けて使用することができるので、安定感が高いです。

メタルサイレントはこのように壁に掛けて使用することができます。(写真は我が家のメタルサイレントです)

なお、イージーホームハイメッシュは、正方形のメッシュ構造のため、「メタルサイレント25」を壁に引っ掛けることが出来ません。イージーホームハイメッシュに「メタルサイレント25」を設置したい場合には、一部ケージを改造する必要があります。

金属製のため、静音性に優れている

メタルサイレント25」は金属製の回し車です。プラスチック製の回し車に比べて金属製の回し車の大きなメリットとして、静音性に優れている、という利点があります。

プラスチック製の回し車の場合、回し車を回す「カラカラカラ……」という回す音が気になりますが、このメタルサイレント25の場合は、デグーが思いっきり走っていても、回している音がほとんど聞こえません。現在の回し車の音に気になる方や、静かな回し車を求めている方には、この「メタルサイレント25」はオススメの回し車です。

走行面が金網メッシュのため、引っ掛けて事故を起こしてしまう可能性も。多頭飼いには不向き

メタルサイレント25」は、走行面が金網のメッシュ状態になっています。そのため、回し車に排泄物がたまることが無い、というのはメリットといえるかもしれませんが、デグーが回し車を回しながら排泄をすることにより、ケージ外に排泄物の飛び散る量が増えるという点はデメリットといえるでしょう。

他には、デグーによっては足をメッシュの中に引っ掛けて怪我をしてしまう可能性があります。特に、多頭飼いのデグーにはこのメタルサイレントの使用は控えるようにしましょう。複数匹のデグーがこの回し車に乗ると、事故を引き起こしてしまうリスクが上がるようです。

また、メタルサイレントは経年劣化によるベアリングの錆びなどによって長期間(目安:1年〜)使用していると、きしみ音が気になりだす可能性があります。定期的にベアリング部分にオイルを差したり、ベアリングを交換するなどのメンテンスを施すことによって長期間使用できるようになりますが、錆びによるトゲなども出てきますので、1年から1年半を目安に新しいものに交換することをオススメします。

②:SANKO サイレントホイール21

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メタルサイレント同様デグー飼育者に広く愛用されている回し車

サイレントホイール21」は、Amazonのベストセラー商品にも入っているほど人気のある回し車です。メタルサイレント25と同様、デグーを飼育している人をはじめ、デグー以外のハムスターやハリネズミなどを飼育している人にもこのサイレントホイールは愛用されています。

安全性には優れている走行面。多頭飼いでも安心して使用することができる

この「サイレントホイール21」は、メタルサイレントと異なり、プラスチック製の回し車です。メタルサイレントの場合、多頭飼いで使用するとメッシュ部分に足を引っ掛けて怪我をする可能性がありますが、「サイレントホイール21」の場合、走行面は隙間の無い足場なので、多頭飼いで使用しても引き起こすリスクを低減することができます。

プラスチック製のため、走行時の騒音が気になるかも。大人のデグーには少し小さい?

この「サイレントホイール21」はメタルサイレントとは異なり、プラスチック製の回し車です。名前こそ「サイレントホイール21」と謳っていますが、個体差はあるようですが、その静音性は残念ながらフルメタル製のメタルサイレントには遠く及びません。

なお、以下の動画にて、騒音の目立つ「サイレントホイール21」を改造して静音化する動画を見ることが出来ます。簡単な改造である程度の静音化が期待できます。

【動画】サイレントホイール21がうるさいので改造した。

③:SANKO メタルサイレント32

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メタルサイレント25より大きめの金属製回し車

メタルサイレント32」は、メタルサイレント25同様、金属製の回し車です。メタルサイレント25は、その名前の通りホイールの直径が25センチの回し車ですが、こちらの「メタルサイレント32」は、それよりも大きい32センチの回し車になります。

イージーホーム40ハイに設置する場合にはレイアウトを気をつける必要がある

メタルサイレント25の場合は、単頭飼い用のケージ「イージーホーム40ハイ」にも問題なく設置できる程度の大きさでしたが、この「メタルサイレント32」の場合は大きな回し車になるので、「イージーホーム40ハイ」に設置する場合にはケージレイアウトをかなり工夫しないと入らないと思います。

ケージに引っ掛けて使用することができないので注意

「サイレントホイール25」の場合は、ケージに引っ掛けて使用することができましたが、この「メタルサイレント32」の場合は構造上ケージに引っ掛けることができません。

その代わり、以下の写真のように横置きに使用することはできるようです。(横置きにするとわずかながら高さが低くなります。)

④:SANKO サイレントホイール25

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メタルサイレント25と同サイズ、直径25センチのプラスチック製回し車

こちらの商品「サイレントホイール25」は、「メタルサイレント25」同様ホイール径が25センチの回し車です。「サイレントホイール21」同様、プラスチック製の回し車になります。

実は、三晃商会から発売されている「サイレントホイール」シリーズは、なんと8種類もの大きさの回し車が発売されているのです。

この「サイレントホイール25」は、大人のデグー、多頭飼いのデグーに最適な回し車です。「サイレントホイール21」の場合は、子供のデグーや成長期のデグーにはちょうどいい大きさですが、体の大きな大人のデグーには少し大きさが心もとなく感じることがあります。

しかし、この「サイレントホイール25」の場合には、大人のデグーにも十分な大きさがあり、なおかつ多頭飼いをしているケージにも適した回し車になります(メタルサイレントで多頭飼いをすると構造上怪我を引き起こすリスクが高まります)

メタルサイレント使用者で、ウンチがケージ外に飛び散ってしまう悩みを持っていた方にもオススメ

サイレントホイール25」に限りませんが、サイレントホイールシリーズの大きな特徴として、「排泄物が飛び散らない」というメリットがあります。

メタルサイレントシリーズの場合は、走行面がメッシュ構造になっているため、排泄物が回し車に溜まらないで全て下に落ちる、というメリットが有る一方、デグーが走行しながら排泄をすることでケージ外にまで排泄物が飛び散ってしまう、というデメリットがありました。

しかしサイレントホイールシリーズは走行面がメッシュにはなっていないため、メタルサイレントのように排泄物がケージ外に飛び散る、というようなことを防ぐことができます。

ケージ壁面に取り付けて使用することができる

サイレントホイール25」を始めとするサイレントホイールシリーズは、メタルサイレントシリーズ同様、ケージの壁面に引っ掛けて取り付けることができます。

メタルサイレントシリーズの場合には、台座の部分をケージに引っ掛けて壁掛けを行うことができましたが、サイレントホイールシリーズの場合には、台座を取り外し、背面の回転軸の部分を直接ケージに取り付けることができます。

公式HPではこのように「※メッシュワイヤーにしっかりと取り付けができます」と記載されていますが、実際にはイージーホーム40ハイのようなワイヤーにも設置することができるそうです(※Twitter上で使用者に確認済み。)

⑤:SANKO サイレントホイールビッグ

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30センチ直径の大きなプラスチック回し車

こちらの「サイレントホイール ビッグ」は、サイレントホイールシリーズの中でも最大の、直径30センチの回し車になります。メタルサイレント32の直径は32センチなので、それよりも若干小さいサイズの回し車になります。

単頭飼い用の「イージーホーム40ハイ」には少々大きすぎるかもしれませんが、「イージーホーム80ハイ」や「イージーホームハイメッシュ」に設置するにはちょうどいいサイズの大きさのものだと思います。

メタルサイレントと比較して騒音が気になる?

サイレントホイール ビッグ」を始めとするサイレントホイールシリーズはプラスチック製のため、完全金属製の「メタルサイレント」シリーズと比較して回転音が気になる可能性があります。特に、この「サイレントホイール ビッグ」は、サイレントホイールシリーズで一番大きな回し車です。他の回し車に比べて、騒音が気になる可能性があります。

Amazonのレビューを見てみると、「昔のホイールは音がうるさかったんですが、このホイールは静かです。」「滑車音は特に気になることはありませんでした」とのコメントがある一方、「サイレントではない」「カタカタと音が大きいです」といったコメントも見られました。おそらく、騒音に関する体感は個人で異なるだけでなく、サイレントホイールそのものの個体差が大きい可能性があります。

こちらの動画でも、サイレントホイールの個体差を言及しています。

単頭飼いには少し大きすぎるかも。多頭飼いに適したサイズ

サイレントホイール ビッグ」は、単頭飼いのデグーには少々大きすぎる大きさの回し車かもしれません。多頭飼いをしているケージ内にこの回し車を設置するのであれば良いかもしれませんが、単頭飼いのデグーの場合、ここまでの大きさの回し車は正直不要な可能性が高いので、単頭飼いデグー用にサイレントホイールを購入するのであれば、「サイレントホイール21」あるいは「サイレントホイール25」を購入することをオススメします。

⑥:SBS トレッドミルホイール28cm

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いわゆる「フライングソーサー」タイプの回し車

こちらの「トレッドミルホイール28cm」は、上で紹介した通常タイプの回し車とは異なり、「フライングソーサー」と呼ばれているタイプの回し車になります。

実際にこの回し車でどのようにデグーが走るか見てみたい方は、こちらの動画をごらんください。

また、私も以前フライングソーサーに関する記事を執筆したので、興味がある方は以下のリンクから読んでいただけると幸いですヽ(´ー`)ノ

≫ 巨大フライングソーサー自作してみた!!既製品と100均グッズを組み合わせた。

金属製のため、安定感、静音性、耐久性が高い

Amazonで「フライングソーサー」を調べてみると、たくさんの種類、大きさのフライングソーサータイプの回し車が出てきますが、そのほとんど全てはプラスチック製のものになります。

プラスチック製のフライングソーサーは、耐久性が低く、レビューを確認しても「購入数日で軸が折れてしまい、使用できなくなった」「土台が軽すぎる」などのコメントが多く見られました。実際に私もプラスチック製のフライングソーサーを購入して試してみましたが、やはりその作りのもろさは気になるものでした。

しかし、この「トレッドミルホイール28cm」は、プラスチック製ではなく、金属製のフライングソーサーになります。そのため、耐久性が高いだけではなく、安定した回転、走行を実現でき、また、金属製ということで静音性も高いフライングソーサーとなっています。Amazonレビューによると「メタルサイレントよりも静か」との意見もあります。

斜め向きの回し車のため、ケージ内での面積を取るかも

この「トレッドミルホイール28cm」は、フライングソーサー型回し車特有の形状をしているため、普通の回し車よりもケージ内を専有する面積を多くとってしまう可能性があります。そのため、この商品を購入する場合にはケージレイアウトを考え直す必要が出て来る可能性があります。

我が家のデグーケージは、2階建て構造になっており、1回は回し車を設置するのに広く使用することができるため、トレッドミルホイール28cmを設置する場合には我が家のように2階建て構造にするのが良いかもしれないです。

≫ さすけハウスのレイアウト一挙大公開!

⑦:SBS ステンレスホイールKタイプ30cm側面取付けタイプ

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メッシュではないのでメタルサイレントとは違い足を編みに挟む心配はなさそう

こちらの「ステンレスホイールKタイプ30cm」は、メタルサイレントと異なり、走行面がメッシュになっておらず完全に金属で覆われている回し車になります。メタルサイレントの「足を引っ掛けて怪我をする可能性がある」というデメリットを払拭した製品になります。

静音性に優れた回し車がほしいけど、メタルサイレントは怪我の心配があるからちょっと・・・と考えている方にはこのステンレスホイールKタイプ30cmがオススメです。

こちらの製品、ホイール直径は30センチと、メタルサイレント25よりも少々大き目サイズの回し車になります。とはいえ、メタルサイレント32よりは小さいので、レイアウトを考えればイージーホーム40ハイにも設置できるとおもいます。

価格が高いのがネック。作りはメタルサイレントを模している様子。

この「ステンレスホイールKタイプ30cm」、作りが本当にメタルサイレント25に似ています。というより、走行面がメッシュかそうでないか、色がシルバーか黒か、という点以外では、メタルサイレント25の丸パクリなのでは!?と思うほど似通っている商品です。土台の形から、ホイールの支柱の感じまで、まるっきりメタルサイレント25の形をしています。

なお、メタルサイレント25が2,000円弱で購入できるのに対して、この「ステンレスホイールKタイプ30cm」はなんと17,000円します。高級品ですね。しかし、メタルサイレントで怪我をしてしまうことを懸念しているのであれば、少々高いお金を払ってでもこの「ステンレスホイールKタイプ30cm」を購入したほうが安心してデグーと暮らすことができるかもしれませんね。

レビューなどの情報が殆ど無いので、人柱募集。誰か買ってみて感想を教えてほしいです

残念ながらこちらの「ステンレスホイールKタイプ30cm」、Amazonのレビューも全くありませんし、ネットに出回ってる利用者の情報がほとんどない状態です。実際に製品を触ってみないとわからない点がたくさんあるので、誰かこの製品買ってみてくれないですかね・・・?私も購入してみたいのですが、なにせ価格が高いので・・・

もしだれかこちらの製品を購入された際には、ぜひ私にご連絡いただけると幸いに思います。ぜひ感想をお聞かせください、その際には少しばかりのお礼をさせて頂こうかと考えております。

まとめ

今回はデグー用に使えそうないろいろな回し車についてまとめてみました。いかがだったでしょうか?「デグーの回し車」とひとくくりにいっても、実際には様々なメーカーや様々な材質、様々な大きさでたくさんの回し車が作られています。

皆さんの家ではどんな回し車を使用していますか?よかったらぜひ教えてください。また、これからデグーを飼育しようかと考えている方やデグーの回し車を追加購入、買い替えを検討している方に今回の記事がお役に立てたら嬉しく思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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