ケージ選びに悩んでいる人
デグーのケージを飼おうと考えているんだけど、ケージの種類が多くてどれを選べば良いのかわからない・・・デグーを飼っている人はどんなケージを選んでいるんだろう?デグーにはどんなケージが適しているんだろう?デグー用のケージについて、詳しい説明が知りたいな。
そんなあなたの疑問を解決します。
- デグーのケージを選ぶなら「イージーホーム」シリーズが圧倒的にオススメです!
- デグーを単頭飼いするか多頭飼いするかによって選ぶケージの大きさは変わってきます
- デグーに適した「イージーホーム」シリーズ3種類の大きさ・値段・重量等を徹底比較!
【要点解説】デグーのケージの選び方
まずはじめにデグーのケージの選び方について解説をしていきます。デグーのケージは他の小動物と比べても特徴のあるケージを用意することが必要となります。その理由として、デグーは見た目こそハムスターなどに似ているとよく言われることもありますが、全く特徴が違う動物であるため、デグーとハムスターではケージを使い回すことはできません。(どのように特徴が違うのかは後ほど解説をいたします)
高さのあるケージを選ぶこと
デグーのケージを選ぶ際には高さのあるケージを選ぶ必要があります。なぜなら、デグーのジャンプ力は非常に高く、上下運動を活発にする動物であるからです。これまでハムスターを飼育していて、新しくデグーを飼育する方はびっくりすることが多いですが、デグーの脚力は非常に強く、「デグーを持ったら肩までジャンプをしてくる」なんてこともよくあります。デグーの飼育に最適な高さのあるケースが販売されているため、そちらを選ぶようにしましょう。
サイズの大きいケージを選ぶこと
デグーのケージを選ぶ際にはサイズの大きめなケージを選ぶことが大切です。デグーの運動能力は非常に高く、行動範囲も大きいため、できるだけ伸び伸びと活動をできるために大きめのケージを選ぶことが必要となります。デグーのケージのサイズの目安としては幅と奥行きが50cm以上、高さが60cm以上あることが最低限必要となります。出来ればもっと大きいケージを選ぶことで、デグーがのびのびと活動することができるようになります。
有名メーカーのケージを選ぶこと
デグーのケージを選ぶ際には有名なメーカーのケージを選ぶことをおすすめします。デグーのために作られているケージ製品には多くの利用者がいるため、基本的に「それらのケージを選んで失敗する」リスクを減らすことができます。デグーのケージの有名なメーカーとしては、「三晃商会」というメーカーの商品があります。後ほど具体的なデグー用のケージに使える商品をご紹介致します。
【現状】デグーのケージの販売状況
SANKO社のケージがほぼ独占している
2020年現在、デグー用のケージの販売状況としては三晃商会のケージがほぼ独占販売されているというような状況になります。他のメーカーからもデグーに使えるようなケージは販売されているのですが、やはり信頼されていて安心した品質なケージを選ぼうと思ったら三晃商会のケージを選択肢から外すことはできないでしょう。
アクリルケージより金網ケージがメジャー
デグーのケージの種類としては、金属ケージとアクリルケージの2種類があります。金属ケージのメリットとしては価格が比較的安いこと、大きさが大きいことなどが挙げられます。一方アクリルケージのメリットとしては、金網ケージよりも視認性が高いことや音や匂いを抑えることができることなどがあります。ただしアクリルケージは金網ケージよりも非常に高価であることや利便性の問題で現状としては金網ケージを使用している人が大半です。
ケージの価格は1万円~2万円程度が目安
デグーのケージの価格はおよそ1万円から2万円程度が目安になります。デグーのケージの価格は商品によって異なります。単頭飼いのデグーのケージであれば1万円以内で入手することができますが、多頭飼いのできる大きいサイズのデグー用ケージの場合、2万円に迫る価格の商品もあります。ただし価格が高価な商品はそのぶんメリットも大きいため、自分の予算に合わせて購入するケージを決めましょう。
デグー飼育にハムスターのケージがダメな理由
サイズが小さすぎる(大きさ・高さともに)
ハムスターのケージでデグーの飼育ができない大きな理由として、ハムスターのケージの場合「サイズが小さすぎる」ということが挙げられます。先ほど述べた通り、デグーの飼育には大きなケージが必要となります。(デグーが思いっきり飛び跳ねたり走り回ったりするためにはハムスター用のケージでは小さすぎます。)見た目こそ、デグーとハムスターが似ているという人もいますが、デグーとハムスターは全く別の動物であり、運動能力にも大きな差があります。
プラスチックは噛んでしまう
ハムスターのケージの多くはプラスチックが利用されています。 ハムスターもそうですがデグーの物を噛む力は非常に強く、 プラスチックのケージの場合ケージを噛みちぎってしまうでしょう。またデグーがプラスチックを噛みちぎりプラスチックを飲み込んでしまうとデグーの健康にも悪影響が考えられます。デグーのケージは基本的に金網かアクリルの製品を利用することがベストです。
デグーのほうが体のサイズが大きい
デグーとハムスターが見た目こそ同じと思う人もいるかもしれませんが、デグーとハムスターの体の大きさは異なります。特にデグーが成長すると体の大きさはハムスターよりも大きくなる為、ハムスター用のケージでは窮屈に感じる場合がほとんどでしょう。そのため、デグーの飼育にはハムスターのケージよりも何倍も大きい、専用のケージを用意する必要があります。
選んでおけば間違いのない、デグー用ケージ3選
【単頭飼い】イージーホーム40ハイ【★★★★☆】
まず最初にご紹介するのはこちらのケージになります。デグーを飼育している皆さんに圧倒的に支持されているケージ『SANKO イージーホーム40ハイ』です。
[itemlink post_id=”6484″]スペック
イージーホーム40ハイのスペックはこの通りです。
本体サイズ | 幅435mm×奥行500mm×高さ620mm |
---|---|
本体重量 | 4,350g |
床面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 |
ワイヤーピッチ | 約13mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ |
備考 | 単頭飼いをしている人に多く利用されている |
我が家でも使用しているイージーホーム40ハイですが、こちらのケージは、単頭飼い(1匹飼い)をする場合に最適なケージとなります。
このケージは単頭飼い用に最適なサイズなので、多頭飼いにはちょっと狭いです。多頭飼いをする場合には、後ほどご紹介する「イージーホーム80ハイ」や「イージーホームハイ・メッシュ」がオススメです。
(※我が家ではこのケージを使用しているため、今回の記事ではこのケージの情報が詳しくなりがちになっていますがご了承くださいw)
この写真は、我が家にあるイージーホーム40ハイの写真になります。我が家では、ダイソーのバーベキュー用金網を利用して2階建ての構造にしています。
二階部分には、あまり汚れてほしくはないチモシーを置いたり、休むための場所を設けています。このように、イージーホーム40ハイでも工夫をすればスペースを有効活用することもできます。
ちなみに左の白い物体は空気清浄機になります。我が家では、日立の空気清浄機「EP-KVG700」を使用しています。
デグーを飼育する部屋には、空気清浄機の設置が必須と言っても過言ではありません。オススメは、アイリスオーヤマのペット用空気清浄機です。
[itemlink post_id=”6485″]この空気清浄機に関してはこちらで詳しく説明している記事を書いておりますので、よかったらご覧いただけたら幸いです。
扉が上下二箇所にあり。上下で扉のサイズが異なる。
イージーホーム40ハイには、正面の上下に1ヶ所ずつ、計2ヶ所の扉があります。
このようにケージには扉が2ヶ所あるのですが、下の扉がメインの扉で、上の扉はデグーを手に取り出すための扉と考えて良いでしょう。
我が家では写真のように、扉には「KAWAI がじがじフェンス S」を設置しています。
[itemlink post_id=”6486″]ケージの扉にはバネがついているのですが、我が家のデグー「さすけ」は、このバネで遊ぶのが大好きで、バネをよく引っ掻く癖があり、引っ掻くことで「ベンベンベンベンベン」と、騒音の原因にもなるため、このがじがじフェンスを扉に取り付けて対策をしました。
このがじがじフェンスを設置してからは、騒音の問題は解消されました。上下の扉に1つづつがじがじフェンスを設置しています。下の大きな扉の場合、扉の大きさのほうががじがじフェンスの大きさよりも大きいため、普段通り扉の開け閉めができるのですが、上の扉の場合、扉の大きさが小さいので、このがじがじフェンスを設置すると、このように上の扉が機能しなくなるので、その点は残念です。
単頭飼いであればこれ買っておけば間違いなし!
これからデグーを飼育する、という方で、デグーを1匹だけ買うのであれば、こちらのケージを購入しておけば、まず間違いはないと思います。我が家でもデグーを単頭飼いしており、こちらのケージを使用していますが、比較的コンパクトなこちらのケージは、六畳間においても邪魔になりません。
[itemlink post_id=”6484″]また、ケージ内部の用品を個別に揃えるのは大変、といった方には、このような「デグー飼育セット」として販売されております。はじめてデグーを飼育する方で、飼育するために必要なものを一式そろえてしまいたいのであれば、こちらのセットでの購入をおすすめします。
[itemlink post_id=”6487″]【多頭飼い】イージーホーム80ハイ【★★★★☆】
次にご紹介するケージは、今回ご紹介する中でサイズが一番大きい「イージーホーム80ハイ」です。デグーを多頭飼いするのであれば、このケージを候補の一つとして検討しましょう。
[itemlink post_id=”6488″]スペック
本体サイズ | 幅810mm×奥行505mm×高さ840mm |
---|---|
本体重量 | 10000g |
床面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 |
ワイヤーピッチ | 約20×40mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・小鳥 |
備考 | 前面パネル、上下に二箇所、大型扉あり。各大扉にはお世話用の小窓あり。 |
本体サイズを見てもらえればわかると思いますが、幅はイージーホーム40ハイのおよそ二倍あります。(イージーホーム40ハイの寸法は、幅435mm×奥行500mm×高さ620mm)このケージはどのくらいの大きさかというと、イージーホーム40ハイを横に2つ並べたようなサイズと考えて良いでしょう。また、高さも40ハイに比べて高くなっています。重量はなんと10000g。10kgです。(※Amazon情報。)
キャスターが欲しかった
残念なことに、40ハイ、80ハイには、移動するためのキャスターがついていません。(後述しますが、イージーホームハイ・メッシュには、動かせるように、底面にキャスターがついています。)幸い、40ハイは重量がそこまで重くないため、一人でも持ち上げて場所を移動させることができます。
しかし、80ハイの場合、スペックを見る限り、ケージだけで重量がなんと10kgもある(さらに内装を充実させると、もっと重くなる…)ので、一人で持ち上げて移動させるのは女性の方の場合なかなか難しいでしょう。
イージーホーム80ハイの使用動画
YouTubeにイージーホーム80ハイの使用動画がありました。この動画を見ていただく限り、80ハイはかなり広いケージであることがお分かりいただけると思います。
多頭飼い、大きなケージでデグーを飼育したい場合にはこちらの80ハイがオススメ
デグーを2匹以上飼育する場合には、40ハイは候補の対象から外れます。こちらのケージは多頭飼いしている人が多く利用しているケージになります。このケージであれば、2匹から3匹の飼育も出来ます。
また、単頭飼いしている人でも、これからデグーの家族を増やしていく予定のある人や、ケージ内に余裕をもったレイアウトをしたい、という方はこのケージ「イージーホーム80ハイ」を購入することをオススメします。
[itemlink post_id=”6488″]【単頭&多頭飼い】イージーホームハイ・メッシュ【★★★★★】
最後にご紹介するケージは、イージーホーム40ハイとイージーホーム80ハイの中間程度の大きさである「イージーホーム ハイ・メッシュ」です。
[itemlink post_id=”6489″]スペック
本体サイズ | 幅620mm×奥行505mm×高さ780mm |
---|---|
本体重量 | 7600g |
床面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚(ピッチ12×24mm) |
ワイヤーピッチ | 約20×20mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ |
備考 | 扉は大・小二重構造 |
40ハイと80ハイの中間程度のサイズ
イージーホーム ハイ・メッシュはどのくらいのサイズ感かといえば、イージーホーム40ハイとイージーホーム80ハイのちょうど中間くらいのサイズ感を想像してもよいでしょう。
メッシュなので、メタルサイレントを壁掛けできない
イージーホーム ハイメッシュですが、他のケージとくらべて残念な点が一つだけあります。それは、壁面がさいの目のメッシュ構造であるために、同社から発売されている回し車「メタルサイレント25」を壁掛けすることができない、という点です。
[itemlink post_id=”6490″]イージーホーム40ハイとイージーホーム80ハイは縦長の金網構造だったため、メタルサイレントの壁掛けをすることができましたが、ハイメッシュの網の目は、2センチ×2センチと細かい構造をしているために、無改造ではメタルサイレントの壁掛けができません。
もしイージーホームハイメッシュにメタルサイレントを壁掛けしたい場合には、金網の一部をペンチなどで切断して掛けれるように改造する必要があります。
イージーホーム ハイ・メッシュの使用動画
こちらはイージーホームハイメッシュの使用動画になるのですが、この動画だと、中で飼育しているのはデグーではなくチンチラですね。デグーより数倍体の大きなチンチラでも、このケージで飼育することができるので、広い作りになっていることがわかります。デグーの場合、複数匹の飼育が余裕でできることがわかると思います。
単頭飼いでも多頭飼いでも大丈夫。ちょうどいいサイズのハイメッシュ
このイージーホーム ハイ・メッシュですが、一言で言えば「ちょうどいいサイズ」のケージになります。単頭飼いをしている人でも、多頭飼いをしている人でも使いやすいケージです。
[itemlink post_id=”6489″]デグー用ケージ3種類のスペックを比較
最後に、今回ご紹介した3つのケージのスペックを比較してみましょう。
ケージ名 | イージーホーム40ハイ | イージーホーム80ハイ | イージーホームハイ・メッシュ |
---|---|---|---|
本体サイズ | 幅435mm×奥行500mm×高さ620mm | 幅810mm×奥行505mm×高さ840mm | 幅620mm×奥行505mm×高さ780mm |
本体重量 | 4,350g | 10000g | 7600g |
底面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 |
ワイヤーピッチ | 約13mm | 約20×40mm | 約20×20mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ | チンチラ・デグー・小鳥 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ |
備考 | 単頭飼いをしている人に多く利用されている | 前面パネル、上下に二箇所、大型扉あり。各大扉にはお世話用の小窓あり。 | 扉は大・小二重構造 |
本体サイズを比較すると、
幅・高さ:40ハイ<<<ハイメッシュ<<<80ハイ
とキレイに大きさが別れていますが、奥行きを比較してみると、40ハイは500mm、80ハイとハイメッシュは505mmと、3つのケージの奥行きはほぼ変わらないことが分かります。大きいケージほど出っ張ってしまう、ということが無いのは良いですね。
あとはイージーホームハイメッシュのワイヤーですね。こちらは2センチ×2センチの正方形の格子なので、網を切るなどしないとメタルサイレントが壁掛けできない、という点も注意が必要ですね。
今回は3種類のケージについてご紹介しましたが、それぞれのケージのAmazon購入ページは以下のリンクからアクセスすることが出来ます。
[itemlink post_id=”6484″] [itemlink post_id=”6488″] [itemlink post_id=”6489″]本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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