昨日は三晃商会のばんそうこうプレゼントキャンペーンについての記事を書いていたのですが、その流れで三晃商会のホームページをいろいろ見て回っていました。
そこで、興味深い特集ページを発見しました。「給水ボトルの正しい使い方」に関する説明ページです。
知らなかった!給水ボトルの正しい使い方
驚きポイント①:飲み水はボトルに満水にしなければならない。
まず最初に驚いた点といえばこちら。ボトルに入れる飲み水は満杯にしなければいけない、ということです。
我が家では現在、給水ボトルには「マルカン ウォーターボトルフラット」という商品を使っているのですが、こちらの商品、容量が350ml入る比較的大きな給水ボトルです。
[itemlink post_id=”6805″]我が家では、デグーが1匹しかいないので、この給水ボトルは少々大きいんですね。このウォーターボトルであれば、満水まで水を入れたら、水を飲みきるよりも水がいたむスピードのほうが早いと思い、今までこのボトルに水を満水に入れることはまずありませんでした。
しかし、三晃商会のサイトでは、給水ボトルには水を満水まで入れてください、と強調しています。
このように、3度にも渡って、「飲み水は絶対に満水にしなさい!!!」と力強くアピールしています。(((皆さん、知っていましたか?)))
どうやら、給水ボトルの構造上、水を満水まで入れないと水圧の問題で水が漏れてしまうそうなんですね。サイト内の写真でも、ボトルの給水口に水がいっぱい、表面張力が働くくらい水を満水に入れています。
だけど・・・・・・これ、本当に正しいの?
「給水ボトルは満水まで水を入れなければならない」とデグー用品の王者、三晃商会さんが言っているのでその意見を鵜呑みにしてしまいそうになりましたが、ちょっと調べてみると、様々な意見が飛んでいることがわかりました。
たまに、給水器の水漏れを解決しようと、水を満タンに入れている人がいますが、満タンにすると水漏れしなくなるのではなく、水が出にくくなります。ハムスターでは力が足りなかったり、元々水分をあまり必要としない生き物なので、すぐに諦めてしまい、水を飲まなくなる原因を作ってしまいます。そのため、給水器の3割から5割くらい程度しか、水は入れないようにしましょう。
引用元:給水器・給水ボトル|ハムエッグ
水漏れの原因として考えられるのが、ボトル内の水温と室温の
差が大きいと水漏れを起こしやすくなります。
それと、ボトルを完全に満水にしておられませんか?
ボトルを完全に満水にするのではなく、ボトルの吸水口から約3cm程
下くらいまででそれ以上は水を入れない。ではなぜ水が出なくなってしまったのか。
それは水の量にありました。
水が出なくなった日だけ、給水ボトルに満タンに水を入れていたのです。
それまでは気にせず8割程度しか水を入れていなかったのですが、
給水ボトル自体についている説明書きに「水は必ず満水にしてください。」
といった一文が。
これに従い満水にしたことが災いしました。
「ボトルに満水まで水をいれると、水漏れが防げるのではなく、そもそも水がでなくなる」という一文があり、ちょっと心配になりました。水漏れしてしまうことと水が出なくなることを天秤にかけたら、まだ水漏れするほうがマシですよね!
驚きポイント②:空気抜きをし、飲み水が確実に出ているか確認する。
次に、ノズル先を指でつっつき、空気抜きをする必要があるみたいです。
キャップが閉まったら、ノズルを設置角度と同じ体制にして、 ノズル先を突付いて空気抜きをします。 同時に飲み水が確実に出ているか確かめましょう。 ノズル先に空気が溜まっていると、水漏れ の原因になったり、水が出てこない等のトラブルの元になります
引用元:三晃商会WEBページ
空気抜きをする必要があるのは、
- 水を入れて、キャップを締めた時
- ケージに給水ボトルを設置した後
この二回です。空気抜きの作業をして、水がしっかり出るか?水がしっかり止まるか?を確認する必要があります。
驚きポイント③:給水ボトルの取り付け位置は、口元の高さでは低すぎる!
給水ボトルの取り付け位置ですが、このような記載があります。
■ 取り付け位置を少し高めの場所に設定します。
下方に取り付けていると、生き物が飲みづらくなるだけでなく、 ノズルを押し上げようとする飲み方になり、ノズルの劣化を早め たり、ボトルが安定しなくなる場合があります。 飲む時に、生き物が少し上を向く状態が良い位置です。
皆さんの家庭では、どのくらいの高さに設置しているでしょうか?
給水ボトルの設置位置は、皆さん比較的低めに設置しがちです。デグーが給水器の水を飲んでいるこの動画を見ていただければお分かりかと思いますが、飲み口があまりにも下過ぎてしまうと、デグーが首を大きく曲げないといけなくなり、飲みにくいです。デグーが普段4足歩行している時の口の高さでは、少し低いんです。
デグーにとって飲みにくい位置に設置してあると、お水を飲むのが大変なあまり、あまり水を飲まないデグーになってしまうそうです。
三晃商会が推奨している給水器の最適な取り付け位置は、デグーが少し上を向く状態が理想的との記述があります。とはいっても、デグーは四足が地面についている状態と、後ろ足で立っている状態だと、高さが大きく異なり、少し上を向く状態って、どのくらいだろう?と疑問を持つ方も多いと思います。各家庭でそれぞれのデグーの水の飲み方に合わせて、飼い主の方が様子を見て取り付け位置を細かく調整してみるのが良いです。
目安となるのは、デグーが金網をよく齧って、塗装が禿げているあたりの位置です。この位置に給水ボトルの口が来るように設置すれば、デグーにとって飲みやすい位置となります。
給水ボトルの使い方、解説動画あり。
今回ご紹介した「給水ボトルの正しい使い方」ですが、三晃商会さんがYouTubeにてわかりやすい解説動画をアップしていました。新品の給水ボトルの使い始めの手順に関する動画ですがこちらにて丁寧に使用手順も説明しているので、皆さんぜひ参考にしてください!
正直、この手順に従って給水ボトルを使用している人は全体のどのくらいの割合いるのでしょうか・・・。ほとんどの人はこのような使い方はしていない・・・ような気がします(笑)
https://t.co/FAH8Q1d3RV
給水ボトルの使い方動画がSANKOさんのHPに掲載されています。
①:飲み水は満水まで入れる。
②:空気抜きをし、飲み水がしっかり出るか確認する。
③:給水ボトルの取り付け位置は、口元の位置よりも高めに設置
皆さん、知っていましたか?— さすけ(デグーの総合情報サイト) (@degu_sasuke) 2017年11月16日
まとめ
今回は、給水ボトルの使用方法について簡単に解説いたしました。
- 飲み水は満水まで入れる
- 空気抜きをし、飲み水がしっかり出るか確認する
- 給水ボトルの取り付け位置は、口元の位置よりも高めに設置
皆さん、知っていましたか?
今回ご紹介した給水ボトルの使い方に関しては、以下のページにて詳しく記載がありますので、詳しく知りたい方はぜひ見てみてください!
p.s. 今回のタイトル「75%のデグー飼いは知らない、給水ボトルの正しい使い方!」の75%という数値に関しては、記事執筆時点でのTwitterアンケートを元に設定しました!
我が家で使っている給水ボトルはこちら↓
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